<1> 鶴文字の設計図を作る。
方眼用紙などを用意して、鶴文字に入れる文字をデザインする。
何文字入れるのか、どんな文字を入れるか、色は何色使うのか・・・などなどを検討しておいてください。
そして、みなさんが鶴文字を作るときに一番悩むのは
どのぐらいの大きさにしたらいいか、だと思います。
材料一覧に記載しましたが、折り鶴1羽のサイズは幅・高さともに約1.5cmほどです。
おおよその全体の大きさを決め、タテ・ヨコの総数を割り出すのが無難かもしれません。
(私も全体の大きさを考えてから設計図を作ったような気がします。)
もしくは文字の大きさと周りの余白をどのぐらいにするのかで計算していってもいいと思います。
とはいえ、鶴文字の大きさは折り鶴の数に直結しますので、
鶴を折る人数や時間・繋げる労力・予算・運び方など、さまざまなことを鑑みて検討して
無理のないサイズを算出してください。
さて、それでは参考例です。
ここでの鶴文字は、『力(ちから)』一文字、群青色×黄色の2色。
出来上がり寸法は、タテ1本54羽(約85cm)× 横50本(約75cm)でした。

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私の場合はイラストレーターというソフトを使いました。
まず方眼を作成し、元になる文字を方眼の下のレイヤーに入れ、一番上のレイヤーでデザインしました。
この方眼のサイズは長方形になっていますが、正方形で作った方が実物に近いと思います。
実際の色は逆V字に出ますので、設計図とは微妙に見た目は違いますのでご了承ください。
上下左右のバランス・色の配置・文字の太さなどなど、いろいろと検討してみてください。
折り上がった鶴の数が予定より多ければ、外側部分ならラインや枠を入れたりできます。
上記の方法は一例で、私は使い慣れたソフトを使って作りましたが、
他にもやり方はあると思いますので、みなさんがやりやすい方法を見つけてくださいね。
例えば・・・
★Wordなどで文字を打ち、大きなフォントにして紙に印刷。
それを拡大コピーしてさらに大きくし、方眼紙を上に重ねてマス目を塗っていくとか。
もしくは文字を拡大したものに線を引いて手描きのマス目を書き込んでもいいかも。
★Excelでセルを正方形のサイズにして、罫線を入れて印刷すると方眼用紙が出来ます。
それを上記の方法で拡大した文字を合わせて作ることもできると思います。
そのままPC上でセルに色をつけていってもいいのでは。
いずれにしても、上記の例を参考にして全体のバランスをみながら
みなさんがやりやすい形で設計図を完成させてください。
<2> 設計図が完成したら、それに従って必要な折紙の枚数を数え折紙を購入しましょう。
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