<9> カーテンレールのライナーに鶴を結ぶ。(棒を使う場合の参考)

     いよいよライナーに鶴を結びます。
     一番上のビーズを見ながら、同じぐらいのテグスの位置に油性ペンでマーキング。
     マーキングしたところをライナーの「ココ」っていう自分のチェック場所にくるようにして結ぶ。

     それを本数分繰り返します。
     そうすると上のビーズの高さもおおむね揃うはず!
     揃ってないところは引っ張ったりゆるめたりして微調整。あくまでも「微」ですけどね。

     そしてライナーとテグスの結び目を瞬間接着剤で固定します。


   棒サンプル
※ 棒を使う場合(参考)

・棒にまっすぐ線を引いて中心より左右に1.5cm間隔で印をつける。
・棒の印に沿って垂直に穴を開ける。(これがシロウトには大変&難しい!)
・片側の穴のところに切り込みを入れる。(テグスのズレ防止のため)
・切り込みが入った方を上にして、下からテグスを入れる。
・上から出たテグスを切り込みに沿ってぐるっと1〜2巻きして下部分で結ぶ。
 ビーズが棒にぴったりくっつくまで引っ張っぱるといいかも。
・棒の上の穴と下部分の結び目を接着剤で固定したらOK。

☆丸い棒の穴開けにかなりの技術を必要とします。
 ひょっとしたら角材とかでもアリかもしれません。
 皆さんのやりやすい方法を探ってください。



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 <10> 一番下のビーズを固定・仕上げ。
     最後に鶴の下部分を固定します。ライナー部分と同じように1.5cm幅のストローを準備。
     一番下のビーズのすぐ上に、0.3mmのテグスを回しながらストローを入れて繋いでいきます。
     私は<テグスの通し方2>の図のようにやっていきました。



    ビーズ1  ビーズ2 ビーズ図解
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     全てが繋がったら、上下のビーズ穴とテグスの部分に瞬間接着剤を流し、絶対に外れないように固定します。
     そうしておけば安心です!!


     仕上げにカーテンレールの左右へ吊り下げ用のヒモを結んで、
     ヒモの中心で長さを調節してからS字フックをつけます。

     ビニール袋を綺麗にかぶせたら出来上がりです!!

    完成品
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    以上で鶴文字の作業完了です。お疲れ様でした〜!!
    


    <ちょっと補足>

    早めに作り始めて完成してから壮行会などの贈呈まで日があいてしまうと、
    タテ糸の折り鶴同士が自重でズレて隙間ができたりするようです。
    その場合は横糸的にテグスを張ったり、釣り具のガン玉というものを使って
    ズレをおさえたりするといいようです。

    出来上がりが大きいサイズの場合も、おそらく横糸を張ったほうが安定するような気がします。

    ほかには棒やカーテンレールに吊すタイプではなく、
    フレーム(額縁)に入っているものも見たことがあります。(新鮮でした!)

    それぞれニーズに合わせて工夫して素敵な鶴文字を作ってください。
    



〜〜 皆さんの気持ちが選手たちに伝わりますように。〜〜



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